TENGAソムリエ

皆さんはTENGAソムリエという職業をご存知でしょうか?意外と知られていないのですが…。性機能障害の治療を行って行く上で、必要不可欠なお仕事です。今回のコラムでは、SRHケアクリニック静岡のTENGAソムリエに焦点を当てます。当院のソムリエの1人である、山本君(通称山ちゃん)に色々聞いてみました!

TENGAソムリエの山本君(山ちゃんと呼んでください!)
Q. そもそもTENGAとは何ですか?
「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」をコンセプトに、スタイリッシュなセルフプレジャーアイテムを展開する株式会社TENGAのブランド名です。思春期を通るだれしもがどこかで見たり、聞いたりすると思います。SRHケアクリニック静岡の院長も性に開かれた社会を目指しているので、いつも身近に感じています。
Q. だとすると…TENGAソムリエって何者?
ソムリエとは、レストランなどで客の食事や好みに合わせてワインなどの飲み物を提案し、提供する専門職ですが、TENGAソムリエは、TENGAが開発した医療用のセルフプレジャーアイテム(トレーニングカップ)を用いて、早漏・遅漏などの性機能の悩みやコンプレックスを改善し、より満足度の高い性行為へと導く専門ガイドです。
ただのアドバイスではなく、専門医である今井先生の指示のもと、理想的かつ実用的なマスターベーション技術を身につけるためのサポートを行います。ひとえに早漏や遅漏といっても、症状は実に千差万別です。25年間性の悩みを解決してきた今井先生が、一人ひとりの悩みに寄り添い、適切なトレーニング方法を「処方」、ソムリエである私が伴走します。いわばマスターベーションのスペシャリストです。
Q. 実際にはどんなことをするの?
まずは、普段のマスターベーションの仕方をヒアリングします。実はその中に、早漏・遅漏などの原因が隠れていることが多いのです。例えば、自分の手によるマスターベーションでは無意識に圧の調整をしており、そのような自身で最適化された刺激に慣れてしまうと実際の性行為でうまくいかなくなることがあります。
そこで登場するのが「医療用のTENGAトレーニングカップ」です。このカップは女性の腟内に近い環境で一定の圧を維持できるため、自身に都合のよい刺激に慣れてきた患者さんにとって客観的・継続的なトレーニングが可能です。

TENGAの説明をする山ちゃん
<ソムリエ基本方針>
・急激な変化はNG
・無理なく段階的に変化を起こしていく
・「気持ちよさ」を感じながら続けることが重要
・成功体験を積み重ねることで自信をつける
・「やっぱりダメか、疲れた、もう嫌だ」などのネガティブな思考を避ける
・「できた、嬉しい、次もできる」などのポジティブな思考を持つ
これらって、趣味や仕事を覚える過程と似ていますよね。いわゆる学習・再学習の過程なので、自身の性格を理解しておくことも重要です。当院は信頼のおけるキャリアカウンセラーと業務提携を行っていますので、治療に入られる前に自身の性格やキャリアの棚卸をしておいても良いかもしれません。
性欲は三大欲求のひとつ。本来は楽しい行動であるべきです。楽しみながら無理なく、自身に合ったトレーニング方法を行っていきましょう。
Q. TENGAソムリエのやりがいは何ですか?
性に関する悩みは、これまでの日本では誰にでも話せることではなかったように思います。本来は特別な事でもないのに…。日本の遅れた性教育の弊害でしょうか。そんな中、勇気を出して相談してくれた方が、信頼してトレーニングを続けたことで性への関心が開き、前向きなったり、自信がついたり。そして症状が改善したと報告してくれた時、その喜びは計り知れません。当院には、同じような悩みを抱える方がたくさん訪れます。
ひとりで悩まず、気軽にご相談ください。改善には勉強や筋トレと同じく、継続すること、楽しむこと、そして自分を知ることがカギとなります。あなたのペースで、着実に「できる自分」を目指しましょう。
おまけ:今井先生とTENGAたち

